私のこれからの働き方と生活を考えた
四十路、人生の折り返し地点につき、これからどう生きたいかを考えるようになりました。
究極の理想は「年末ジャンボ10億円を当てて、即隠居生活」であるものの、さすがに夢が大きすぎるので、もう少しだけ現実的な落とし所を考えています。
これは長期的な、夢のない現実の話です。
働く強度を落としたい
私は小学校高学年頃から気分障害を持っており、入院した時期もあれば、今も精神障害者手帳3級が交付される程度には継続しています。
生まれてしまって申し訳ないし、かといってすぐに命が尽きて泡になれるわけでもないし、社会では一般に精神障害者は受け入れられないし、八方ふさがりだけれども、生まれてしまったので生きるために働く義務だけはあるわけです。
精神障害者であると明かしてしまうと、書類選考で100%落とされて、働くことができないので、必然的に、明かさずに応募します。求人応募時に精神障害の有無を申告する法的な義務はないはずです。
そうなると、もちろん、他の健常者と同じように、健常者として働く必要性が出てきます。
長年、生きていれば、健常者に擬態して働くことにはある程度慣れるものの、基本的には、常に無理をして周囲に合わせているので、疲れやすいです。しかもその無理をして合わせている状態でも、うっかりすると「ちょっと変わってる」と捉えられがちなので、幾重にも苦労します。苦労しているのは周りの方だって?はい、本当に存在していて申し訳ありません…。
フリーランスで働けば、自分で仕事を請ける・請けないを調整できるのである程度は調整できますが、やはり生活は不安定です。
これまでは若さでどうにかこなしてきましたが、そろそろどうにもならないなと感じています。疲れすぎて、体が重く、頭も働かない状況では、どうにも労働できなくなっているのを感じます。これ以上は迷惑をかけられません。
年をとれば、自然と具合が悪くなる。これからどんどん年をとるわけで、そんな具合の悪さの中でもできる仕事を探さねばなりません。
私にとって負荷の少ない仕事とは
疲労感を減らしつつ、どうにか労働していくには、二つの方法があります。
- これまでより短い時間、働くようにする
- 労働の質を変える
いずれにしても、収入は激減します。これは仕方のないことです。
短時間で働ける場所というのは、ほぼありません。
どの会社だって、週5、法律が許すなら週7だって働ける人材が欲しいものなのです。
そして、短時間での労働で、ある程度の収入を得られる仕事(専門職)、というのはかなり限られており、この線はなかなか難しいでしょう。
ウェブの仕事はもちろん好きですが、このAI時代、いつまでもあるものではないのかもしれません。AI生成の適当なサイト、もしくはサイトですらない何かのプラットフォームだけは残るかもしれませんね。
ウェブサイトとして生き残るのはアワード級の芸術サイト、工芸品のようなものであり、私はあまりアワード系には興味がないので、そこを生き抜いていく気は起きないのです。
私は文書が好きなので「それって動画でよくないかい。もはやHTMLである必要がないよね」というような方向にはあまり興味が向きません。
CMSやプログラムは好きですが、もしAI業界が破綻しなければ、それらもきっとAIがなんとかしてくれる時が来るでしょう。
AIが資源を浪費している関係から、破綻するセンもなくはなさそう、とは思ってますが…人間にやらせる方がエコだね、と。
話が脱線しましたが、それでは労働の質を変えるのはどうか。今まで数々のアルバイトを経験してきて、自分の向き不向きはかなり理解しているので、どんな仕事が負荷が少ないかも分かっています。
一人で黙々とモノと向き合う仕事が向いています。真面目に毎日同じ作業を、自分なりの目標を持ちながら、繰り返せます。
- 軽作業(手帳にカバーつける、ペンにキャップつける、服に値札つける、データ入力などの単純作業をひたすら繰り返すこと)
- 清掃業
- リペア業
ただしそれぞれやはり難しいこともあって、何にしても頑張る必要はあります。
軽作業や清掃業は、人間関係が固定化されているので、休憩時間なども含めて、うまくコミュニケーションをとらないと働きにくくなる傾向がありました。私生活のことを話さなければいけない印象も大きいです。
また、各工程で連携が必要なことも多いので、周囲を見ながら、遅すぎず早すぎないペースで仕事を進める必要があります(これは一度掴めれば苦ではありません)。
リペアに関しては、その時その時で異なる現場に赴くので、人間関係はあまり重くないのですが、仕事がない時は全くなくて収入がゼロになるのと、私は車を運転できないので、どうしてもできる業務内容に制約が出てしまい、不利です。
この中では、清掃のお仕事が、一番、安定はしそうだなと考えています。足腰はまずまず丈夫な家系なんですよね。
雇ってもらえれば&人間関係さえうまくこなせれば…。
考えていること
- 今から極限までお金を使わない生活に切り替える
- 生活水準をどこまで下げられるか検証する
- NISAは続けたい
- いつか、今より家賃の安いところに引っ越す
- 引越しに関わる費用を回収できる安さの物件があれば
- ただし下記の条件を満たす安い物件はなかなかない、ほぼないので根気が必要
- 夫の希望:「渋谷に通勤しやすい」「駅徒歩5分ぐらい」「治安が良い」「木造NG」
- 私の希望:「猫可」「車がなくても生活できる」「できれば50m2以上」「ゴミ捨て場が整備されている(ルールが守られている)」
- 引越し先の近辺で仕事を探す