新宿近視クリニックでレーシックを受けました
新宿近視クリニックでレーシックを受けた際の記録です。長い記事になりますが、現状をまとめると「受けて裸眼でよく見えるようになって満足しています。ただ、まだ受けたてホヤホヤで日が経ってないので、何かあれば追記します」という状況です。
目次
- なぜ受けようと思ったのか
- なんだかんだ不便な、メガネやコンタクト
- レーシックやICLユーザーが身の回りに増えてきた
- 価格がこなれてきた
- 自分の年齢
- なぜ新宿近視クリニックなのか
- 無料適応検査
- 目が良すぎてICLを受けられず
- ならばレーシック
- Vario Designレーシック
- 術前の準備
- メオガードネオ24
- 手術当日
- レーシック手術
- 手術直後の見え方
- アフターケア
- 手術翌日
- 白目に出血あり
- 翌日検診
- 翌日の過ごし方
- 手術翌々日
- 一週間検診(2025/08/18追記)
- コンタクトレンズのご利用は計画的に
- 紹介割引コード
なぜ受けようと思ったのか
なんだかんだ不便な、メガネやコンタクト
小学校高学年から視力が低下し、それからずっとメガネやコンタクトレンズを使ってきました。ないと不便なので使い続けていますが、特にコンタクトレンズには不満がありました。
- 目が乾く
- 装用中は違和感がある
- ベースカーブが合うレンズが少なく、合わないとズレたりまぶたの裏に入ったりしてとても困る
- 目にまつ毛やゴミが入ったときに、めちゃ痛い
- たまに不良品が混じっていて、着用時に痛い思いをする
- いつでもどこでも売っているわけではないので、買うのが手間
試した中では、ワンデー アキュビュー オアシスが一番眼に合っていて快適でしたが、それでも夜になると目が乾きました。
メガネはメガネでデメリットがありました。
- 似合わない
- 顔のパーツが中心に寄っている地獄のミサワ顔なので、ほとんどのメガネが似合わずファニーな雰囲気になる
- 劣化するので2〜3年おきに買い替えが必要
- マスクの季節は、曇り止めを使っても曇ってしまう
- 帽子やヘッドフォン、有線イヤホンと相性が悪い
- 料理中に湯気で曇る
- 鼻パッド部分が色素沈着する
- 寝転んだ時にテンプルが枕に触れてメガネが浮く
上記の不満を踏まえると、やはり、裸眼でいられるならそれに越したことはないよね、と思っていました。
レーシックやICLユーザーが身の回りに増えてきた
知人の範囲で、レーシックやICLを受けたという声をよく聞くようになりました。ユーザーが増えるほど、知見が溜まり、機器も進歩し、価格もこなれ、受けやすくなると感じます。特にICLは、悪い話を一切聞かず、好評なようでした。
価格がこなれてきた
ICLやレーシックは自費診療のため価格にバラつきがありますが、最近は費用も以前と比べて手頃になってきています。「この値段なら受けてみようかな」と思える金額になりました。
医療費控除の対象でもあるため、多少は節税にもなります。毎年、何かしらで医療費控除の対象になるのですが、今年はこれまで大きな医療の出費がなかったため、受けるなら今年が良いタイミングかも?と感じました。
自分の年齢
今年で四十路。そろそろ老眼も始まる頃ということで、一般にはあまりレーシックやICLを受けるのは推奨されていないようです。どちらにしても老眼でメガネが必要になるうえ、近視を矯正することで、より老眼を強く感じるようになるから、とのこと。
とはいえ、近視用のメガネと老眼鏡の2つを持つよりは、老眼鏡だけで済む方が手軽だと思えますし、永続性のある手術なら早く受けるほうがトクなので、受けるなら今がラストチャンスだろうと感じました。もし何かあっても、もう人生の半分ぐらいは生きたし、その中で色んな出来事への対処も学んできたので、どうにかやりくりしていけるだろうと少し楽観的に考えてみることにしました。
なぜ新宿近視クリニックなのか

当初はICLを第一の選択肢にしていました。クリニックを探すと、ざっくり分けて80万円くらいからのクリニックと、40万円台から治療可能なクリニックがあるように見えました。やはり価格が手頃な方が嬉しいので、安い価格帯のクリニックの中から選ぶことにしました。
一番の決め手になったのは、新宿近視クリニックは、利用者が多そうな割にGoogleでの口コミが比較的良かったことです。他のクリニックにはそれなりの数のネガティブな口コミがついていましたが、それと比較すると、新宿近視クリニックのマイナス評価は少なめでした。利用者もスタッフも女性が多そうで、安心感がありました。男女の体には医学的に差があるものと思っているので、自分と同じ性別や年齢層の利用者が多い方が、なんとなく安心できます。
また、新宿近視クリニックは湘南美容外科の系列なのですが、以前に湘南美容外科に何回か行ったことがあり、その際の印象として、価格はお手頃で、サービス内容は合理的で好印象だったというのもあります。
そして、家から遠くないというのもまた一つのポイントでした。日帰り手術、かつ、それ以降も検診で出向く必要があるため、あまり遠くにあると通うのが大変そうです。新宿近視クリニックであれば特に遠くはないため、通いやすそうだと感じました。
無料適応検査
ウェブから無料適応検査を予約しました。検査の3日前からは、コンタクトレンズNGで、メガネで過ごします。
検査では、10個ぐらいの機械で次々と目のさまざまな数値を測定されました。さらに視力検査を受け、その後に医師の診察を受けて、ICLを受けられるかどうかを判断します。検査時間は約3時間とのことでしたが、待ち時間や、その後の説明時間も含めて、確かにそれぐらいの時間がかかりました。これを無料で受けさせてくれるとは太っ腹ですね。機械の購入、メンテ費用、そして人件費、もちろん家賃などなど、色々と考えてしまいました(手術費用の方に含んでいるのでしょうけど)。ちなみに院内にはフリーWi-Fi、ウォーターサーバー、飴ちゃんの用意もあり、待ち時間も快適に過ごせました。
検査には普段利用しているコンタクトやメガネも持参し、矯正視力は普段の見え方に近くなるようにするとのことでした。私はメガネをかけて視力1.5ぐらいだったので、それぐらいに落ち着きそうです。どうせ手術するなら2.0ぐらい見えてもいいのに、と思ったのですが、度が強すぎると(過矯正)、矯正後に目が疲れて頭痛がするなど体調不良の原因になってしまうようです。
なお、受付後には番号札を渡されて待合室で待つことになりますが、テレビの音やBGM、そしていろんな場所で人が話したり歩いたりする音が聞こえてくるので、かなり聞き逃しやすいです。呼ばれる方向も3方向ぐらいあり、どこから呼ばれるか分からないので、緊張しました。うっかりスマホに夢中になると聞き逃しそうなので、できるだけ集中しすぎないように気をつける必要がありました。
目が良すぎてICLを受けられず
ICLを受けたかったのですが、ICLを受けるには目が良すぎて、対応するレンズがなく、対象外になってしまうとのことでした。コンタクトレンズで言うと-1.75、視力で言うと0.3ぐらいあるのですが、それぐらいの弱度近視の場合にはICLは推奨されていないとのことでした。
自覚としては、乱視もあってまあまあ見えにくいのになと思いましたが、目が悪い人の中では、めっちゃ見えてるほうなんですね。ラップトップPCなら裸眼で字が読めるけど、デスクトップPCのモニタぐらいの距離になると、視界が悪くなり、仕事はできません。
どの眼科の説明を見ても、ICLは見え方がクリアで、コントラスト低下もなく、視力の後戻りもなく、さらに万一、合わなければ抜去もできるとの記載があり、かなりメリットの多い治療に思えたので、ICL適用外になってしまったのは残念でした。
ならばレーシック
レーシックなら適応があるということで、そちらを検討することにしました。
もう10年以上前の話ですが、レーシックを受けた知人が不調を訴えていたことがあったり、口コミでもレーシックの失敗談を見ることがあったので、これまでレーシックにはあまり良い印象を持っていませんでした。一度受けたら、元に戻せないというのは大きなデメリットに思えます。
ただ、医療は進化しているということ、一般にはレーシックは満足度の高い治療ということ。また、考えようによっては、弱度近視なら、ICLのように異物を身体に入れるよりは、レーザーでどうにかするほうが身体への負担は軽そうです。それに、費用もICLの半額ほどで済みます。また、再手術が必要になった場合も、1回できそうな角膜の厚みはあるとのこと。
こればっかりはある種の賭けになってしまいますが、レーシックしか受けられないのであれば、そちらにしようと気持ちが固まりました。これまでの人生で一番大きなリスクを取った判断かもしれません。
担当してくれたスタッフの方が、とても親身に誠実に対応してくれたのが良かったです。術前術後の注意事項も、私の生活習慣を確認しつつ、しっかり説明してもらえました。
オルソと私とグレア
7年ぐらい前に、1年ほど、別の医院でオルソケラトロジーで視力矯正していた時期がありました。その時は、ハローグレア(夜間に光が拡散したり、眩しく見える現象)を強く感じていました。夜間のグレアは許容できたのですが、日中に白いものが光って見える現象に困ることがありました。楽譜が読みにくいとか、PCディスプレイの文字が見づらいとか、そういった困り事がありました。レーシックも術後は程度の差はあれグレアは必ず起きるとのことで、今回も日中のグレアが起きないか不安ではありました。
オルソケラトロジーの場合、夜間にレンズがズレると、矯正に失敗して、翌日の見え方が悪くなってしまうことがあったのですが、レーシックはその心配がなさそうで、オルソケラトロジーと比べれば精度は高そうかなと思いました。
Vario Designレーシック
新宿近視クリニックでは、レーシックはiFSイントラレーシックオプティマイズとVario Designレーシックの2つの治療から選べました。
価格差があったのですが、受けるのであればより良い品質で見えるほうを選びたかったので、「角膜の僅かな歪みを矯正でき、より高精度な施術を行える」というVario Designレーシック(税込209,000円)を受けることにしました。3年保証で、諸条件はあるものの、保証期間内であれば1回無料で追加矯正も行えるとのことで、やはり経済的だと感じました。
また、オプションの「安心リラックスセット(税込11,000円)」をつけました。術後に保護用のコンタクトレンズをつけて、痛みを軽減してくれるとのことです。少しでもラクに、痛くないほうが嬉しいですね。
手術と、翌日検診、一週間後検診の日程を予約し、予約金の12,500円を支払いました。手術代金も含めて、クレジットカードで支払えて便利でした。また、手術の前日から行う点眼の薬を受け取りました。この日は検査のために瞳孔を広げる点眼を行っているので、視界がぼやけた状態で帰りました。
術前の準備
手術の3日前からは、検査の時と同じく、コンタクトレンズNGで、メガネで過ごします。乱視用のコンタクトの場合は1週間前から装用中止する必要があるそうです。乱視があるものの、入手難度やコスパ的に乱視なしのコンタクトにしていたので、短めの期間で済みました。
また、術後の1週間は、目を保護するためのメガネをする必要があるとのことでした。手術の当日には保護メガネを貸し出してくれ、翌日の検診時に返却するとのことで、それ以降は、保護用のメガネ(1500円)を買うか、自前のメガネを外出時には着用するとのこと。手術当日はがっつりガードして、それ以降は、軽くガードできればOKということなのかなと思いました。メガネであればなんでも良いとのことでしたが、せっかくなので、就寝時も使いやすそうな保護メガネを事前に買っておくことにしました。寝相があまり良くないもので。
メオガードネオ24
わかりやすい素敵なネーミングの保護メガネ、「メオガードネオ24」。本来であれば白内障の術後メガネとして利用するもののようです。フレーム部分もUVカットになっているとのこと。

テンプルを手指で自由に曲げられて、フィット感がいいです。私は耳の位置に左右差があるので、嬉しいですね。術後以外にも、普通に掃除の時とか玉ねぎ切る時とかに使えそうです。また、テンプルをゴムバンドに付け替えることができるので、寝る時も装着しやすかったです。
サイズがS/M/Lとあり、私はSを購入しました。サイトで推奨されている顔幅の測り方では、私は10〜11cmほどとなり、Sサイズの13.4cmとだいぶ差があるように感じたのですが、実際にかけてみると違和感はありませんでした。確かにフレームの横や下に隙間はできますが、それほど厳密に(水泳ゴーグルのように)ガードする必要はないので、大丈夫そうです。レンズはうっすら色がついていて、眩しさを感じにくくなっており、目に優しい感じがしました。

手術の前日から、感染予防のための目薬「オフロキサシン」をさします。お風呂っぽくていかにも綺麗になりそうな名前です。前日は1日4回、手術当日の朝と昼に1回ずつ。目薬は好きなので特に苦ではありませんでした。目が潤って、汚れが流されていくような感覚が好きです。うっかり、習慣で他の市販の目薬をさしてしまわないようにするほうに気を使いました。
手術当日
手術当日の朝は、化粧水と乳液のみOKで、それ以上の日焼け止めや化粧はNGとのこと。それまで猛暑が続いていましたが、ちょうどその前日ぐらいから天気が悪くなり、傘などで顔を隠しやすくてよかったです。
また、服装に関しても指定があり、首元がゆったりした、繊維が出にくい服で行きます。フード付きの服も、手術時に頭部が安定しにくいのでNGとのことでした。当日は、何事も100%はないけれども、どうか無事に成功しますようにと願いながら過ごしていました。
到着し、カウンターで手術前の最終確認を行いつつ、手術代金を支払いました。また、当日にかけて帰る、レンタルの保護メガネも受け取りました。スカッシーメディカルという記載があります(メオガードと同じメーカーの製品のようです)。サイズはレギュラーとワイドの用意があり、どちらかを選べました。

その後、改めて、視力に変わりないかの検査を受けたあと、いざ手術へ。手術室には何も持ち込めないため、ロッカーに全てを預けた状態で待合で待つのですが、スマホなしでの30分は、久々に退屈を感じました。20回ぐらいあくびをしながら待っていました。
レーシック手術
手術直前に、カーテンで仕切られた個室に移動し、麻酔などの目薬をバシバシさされつつ、手術や術後の目薬に関しての説明を聞きました。
点眼麻酔は、歯科の麻酔のように麻痺感があるわけでもなく、若干、まぶたが重いかな?ぐらいの感覚だったので、麻酔が本当に効いているか不安なまま手術を受けました。
手術室で、まずは眼にフラップを作る機械のベッドに横たわりました。片方のまぶたをカップのようなものでグイグイ押されつつ、光をみているように言われました。が、かなり早い時点で、光が見えなくなり、どこを見て良いか分からず焦りました。とりあえず前と思わしき場所を見て過ごしました。もう片方の目も同様でした。
その次に、視力矯正のためのレーザーをする機械のベッドへと、てくてく歩いて移りました。こちらも、横たわった後に片目のまぶたをテープのようなもので固定されます。目を水で洗浄された後に、今度は緑色の光を見るよう言われます。こちらも光が途中で見えなくなったりしましたが、こちらの方がまだ見ていやすかったです。レーザー照射後に再び水で洗浄され、フラップ位置を調整して、さらに安心セットのレンズを被せて終了でした。それが終わったらもう片方の目も同じことをします。
なお、明細の安心セットの欄に「安心麻酔」と書いてあったので、笑気麻酔でも使うのかな?と思っていたのですが、特に使われなかったです。もし使うとなれば、途中で歩いての移動もあるので、難しいだろうなと思いました。
囚われし異星人のような気持ち
総じて、適切で丁寧な手術をしてもらえて、満足しています。が、頭では「手術だから」と分かっていても、生理的な不快感を強く感じました。動いてはいけない状況で、動けないようまぶたを固定され、眩しさの中、特に見たいとは思っていない情景を強制的に見せられつつ、目の上をものが動いたり、水をかけられたりする状況…。痛みは全くないのに、とにかく不快で、身体が自然とカチコチにこわばり、片目が終わっても「またもう一回やるのか〜」と、ひたすら早く終われ〜と願っていました。お医者さんはなにも悪くなく、なんというか、目をどうこうされるのは精神的に来るものがあるのだ、と知りました。とはいえ、寝転んでいれば終わりますし、そう長時間でもありません。
手術直後の見え方
手術直後は、霞の中にいるようなぼやけ感がありました。そのまま15分ほど、リカバリールームで休憩してから、貸してもらった保護メガネをかけて帰宅します。不注意の塊のような人間なので、転んだり、ぶつかったりしないように気をつけて帰りました。結果、ぶつかりはしましたが、顔には影響がなかったのでセーフでした。
病院の外に出た時、遠くは確かに見えるものの、ぼやけに加えて、乱視が強くなったような見え方をしており、少し不安になりながら帰路につきました。電車ではひたすら目を閉じていたところ、降りる頃には乱視っぽさがなくなっていたので、安心しました。歩いていたらまた少し乱視が復活したので、不安定なのだろうなと思いました。
帰る頃には日が落ちていたので、ハローグレアも感じました。ただ、これが最大値だとしたら許容できる範囲だと思いました。光ってキレイ、ぐらいのものです。また、ぼやけているからとは思いますが、コントラストが低下しているのも感じました。コントラストが弱い文字が読みにくくなりましたし、小さな文字はあまり読めません。アクセシビリティの大切さをひしひしと感じました。

アフターケア
これからは、3種の目薬を使い切るまで定期的にさします。1日4回、3種を5分の間隔を開けてさします。目薬は安心セットのレンズの上からさして良いそうです。点眼のタイミングや5分の測定はApple Watchのアラーム&タイマーが便利でした。

目薬をさしたあと、無意識にティッシュで目を強くこすってしまい慌てましたが、保護用のコンタクトレンズが入っていることで多少はガードにもなると思うので、つけておいて良かったです。私のようなうっかりさんや、心配性な方は安心セットをつけておくのがオススメです。
術後は、目を早く回復させるために、できるだけ目を閉じたまま過ごすのが良いということで、目を閉じて猫を撫でたり、ノールックでじゃらしたりして過ごしました。触ってよし、じゃれてよしの優しいアニマルです。これから数日は、あまり目を酷使しないほうが回復には良いようなので、お盆休みに手術を受けておいて良かったなと思いました。

帰宅してからは、術後メガネをメオガードに掛け替えました。メオガードの方が軽いかけごこちで、装用感が良いです。目をガードする機能としては、同等以上の品なので問題ないはず。
術後2、3時間ぐらいすると、しみるような痛みがかなり強くなってきました。光を見たり、目を使おうとすると痛みが増すので、暗い部屋で寝てすごしつつ、痛み止めの点眼薬を1回使いました。当たり前かもしれないですが、痛みが引いてありがたかったです。ただ、痛み止めを使うと回復が遅くなるので、できるだけ使わない方が良いそうです。また、痛み止めは翌日に必ず廃棄するよう言われました。
寝る時はメオガードのテンプルをバンドに付け替えて寝ました。寝たまま横を向いてもズレず、安心感があって良かったです。うちの猫は、飼い主が寝ていても、自分が構って欲しい時は容赦なく猫パンチや顔舐めで起こしてくるので、しっかりめにガードが必要です。時に猫は厳しいアニマルでもあるのです。

手術翌日
翌朝、起きると、ぼやけ感が一段階、改善していて、はっきり見えるようになっていました。保護メガネや保護コンタクトをしているとはいえ、度がないものをつけてこんなに見えるのは嬉しい。とても嬉しい。ふつふつと湧いてくる、見える喜びを噛み締めました。無駄に遠くを見つめてしまいます。
白目に出血あり
鏡を見て、両目が、充血したような、出血状態になっていることに気づきました。事前に説明を受けていましたが、手術時に眼球を固定する際にできる、よくある症状で、数週間かけて自然と消えていくそうです。大事なイベントごとの前には受けない方が良さそうですね。
翌日検診
手術翌日の午前中には、1回目の検診を受けます。翌日も化粧NGなので、眉毛の薄いまま新宿へ。まだ見え方が不安定な感じがしますが、普通に景色や案内板の文字も見え、暮らしていける感じです。
受付で保護メガネを返却しました。視力を測定したところ、左は1.0、右は1.5まで出ていました。医師の診察を受け、安心セットのコンタクトレンズを外してもらいました。コンタクトレンズを外した瞬間はしみるような痛みがあったものの、数分したら痛みは無くなりました。この日の滞在は一瞬で終わりましたが、来週の1週間後検診も似たようなものかな?と思います。
翌日の過ごし方
コンタクトを外してからは、目の乾燥も改善し、痛みもないので、駅ビルのIPSAとSabonでちょっとした買い物を済ませて帰る余裕もありました。便利な立地ですね。しばらくはPC作業などで目を酷使しないほうがいいとのことですが、もう普通に暮らせそうな感じで、あとは目の状態が安定するのを待つばかりです。
午後は、疲れからくる体調不良でほぼほぼ寝込んでいたのですが、夜に起きた頃には、朝の時点では判別できなかったカレンダーの文字が読めるようになっていたので、ゆっくり回復しているのを感じました。裸眼で床に落ちている髪の毛も識別できるようになったので、掃除も捗りそうです。
手術翌々日
朝起きてすぐに視界がばっちり。昨日とは違ってコンタクトをしたまま寝たわけではないので、目の渇きをそれほど感じることもなく、快適です。裸眼でPCモニタの文字が見えるようになって嬉しいです。ふと、もう罪悪感なく仮眠を取れるんだということに気づきました。コンタクトをしている時は、そのままだと目に悪いなと気にしながらも、外すのも手間なのでそのまま仮眠をとってしまっていました。
現時点で気になっているのは、下記の症状です。
- うっすらとしたぼやけ感
- ぼやけ感に伴い、日中も白いものが発光して見える(やはり出たか)
- 左目だけ乱視っぽく見える
どれも、今後落ち着いてくれることを願っていますが、最悪の場合、そのままだったとしても、なんとか暮らしてはいけるかな?という感じです。ウェブ制作をする(デザインデータと実装の違いをチェックする、コードを書く)という仕事柄、目を酷使するうえ、見えにくいのはまあまあ困るので、やはり長期休暇期間中に受けておいてよかったですね。少しでも改善してくれたら助かります。
一週間検診(2025/08/18追記)
一週間後検診にて、視力は両目とも2.0になっていました!
メガネの時よりも良く見えていることになるので、大丈夫なのか?とも思ったのですが、体感としては、単に遠くが見えると言うよりも、乱視がうまく矯正されたことで、以前より正確に見えるようになった感じがします。以前は、乱視のせいで、うまく判別できないことがあったので。
術前に引き続き、ドライアイも見られると言うことなのですが、一日4回の目薬の効果もあってか、今のところは全く気にならないどころか、術前よりも目が潤っている感じすらしています。
今まで「気になっている点」として挙げていた項目は、ゆっくり改善していき、普通に暮らすぶんには気にならなくなりました。もしかすると、ドライアイの影響なのかもしれません?
現象としては存在しますが、おそらく、デザイナーなどの、見ることに普通よりも強い感覚を持っている人でなければ、気づかないぐらいかも。何よりも、「生活に必要なものが、すべて、いつでも視える」と言う圧倒的なメリットに、ちょっとしたデメリットを掻き消すぐらいの威力があります。目が良いってこんなにラクなんですね…。
目が「でかつよ」になったような気持ちです。
↓こんな感じです。よく見えるし、いっぱい見てもあんま疲れない。

今後も、何か変化があれば追記していこうと思います。
コンタクトレンズのご利用は計画的に
手元に、ワンデーコンタクトレンズが箱単位で余ってしまっていて、医療機器のため譲渡もできず、捨てることしかできないので、もったいないなと思いました。
元々ICLを受けるつもりだったので、レンズの用意も含めて手術は一ヶ月以上は先になる、と考えており、コンタクトレンズをストックしていました。結局、レーシックを受けることになり、「翌日から予約可能ですが、どうしますか」という流れになったため、それらが無駄になってしまいました。Mottainai of the year。
紹介割引コード
新宿近視クリニック(SBC)には紹介者制度があり、これから手術を受ける方は割引を受けられ、私にもキャッシュバックがあります。私はすでにSBC会員だったので残念ながら割引を使えなかったのですが、これから初めて利用するという方は、よろしければご活用ください。
下記の情報を、予約時または初回来院時の問診票に記入すると、レーシックは1万円、ICLの場合は2〜3万円の割引が受けられます。
紹介者名:佐藤あゆみ
紹介者の診察券番号:200-0015-482752